新生児黄疸と診断されたベビー
出産後、なんとなく黄色くなってきたかなぁと思っていたら、新生児黄疸ということでした。
退院前日の検査で血中ビリルビン値が20を超えたので光線治療となりました。一日光に当たり、もう一日普通に過ごして数値が上がらなければ退院できるということです。
退院できるのは早くてその日から2日後。つまり、治療開始が退院日の前日だったので、追加で一泊増えることになりました。自分は問題なかったので次の日に退院して、ベビーの付き添いという形でもう一泊しました。
付き添いなので昨日まであったごはんが無くて残念。。コンビニで買いました。
そもそも黄疸って?
出生後、肺が使えるようになると赤血球過多となり、余分な赤血球は脾臓で破壊される。この破壊された赤血球中の赤い色素ヘモグロビンが、黄色い色素のビリルビンとなり、皮膚が黄色く見えるようになる。「引用:wikipedia」
このように黄疸自体は生理的現象とのことです。
ビリルビンはうんちとして排出されるので、どんどんミルクを飲ませて身体の外に出しちゃえばいいみたいです。
しかしこの排出がうまくいかないで体にたまってしまうと、核黄疸となり脳性まひなどを引き起こしてしまいます。そうならないために、数値が上がったら治療が必要になります。
黄疸になりやすい原因は
- 母子間のRh式血液不適合またはABO式血液不適合
- 母乳で育てている
黄疸になる原因、長引く原因はこの二つがあるそうです。うちはこの両方に当てはまっていました。
じぶんA型で子供はAB型っぽいし、母乳の出が良すぎて完母だったし。
ウンチをたくさん出すために「ミルクを飲ます=体重が増えている」ことも大事と言われました。うちの子はたくさん飲んでどんどん大きくなっていったので、先生からもこれ以上飲ますこともできないし、上の二つにも当てはまってるし、黄疸はしょうがないと思うよと言われました。
黄疸の治療法
黄疸の治療法は光線療法と、交換輸血です。
ビリルビンはウンチとして排出されるほかに、光でも分解されます。そのため、身体に光を当てる方法を光線療法と言います。
うちの子はそこまでひどくなかったので、光線療法を1回だけやりました。光線療法はおむつ一枚になって、目隠しをした状態で光に当たります。ロボコップ&日サロ状態。
3時間おきの授乳は目隠しした状態で行っていました。一日その状態で授乳したので、目を見れないのはさみしかったです。
赤ちゃんはみんな少なからず黄疸になるみたいだからそこまで気にしてなかったけど、いざ治療に入ると少し悲しくなっちゃいました。
光線治療の結果…
一日光に当たったら、ビリルビン値が下がりました~パチパチ
よかったね。あとは、さらに一日普通に過ごして数値が上がらなければ問題なく退院となります。
ということで、一日ぶりに一緒に生活。一日離れただけでもさみしかったので、同じ部屋にいるだけでなんかちょっとうれしい(笑)
そして、次の日の朝の検査で……なんと、すこーしだけ値が上がっていました。
もう一泊??と思ったけど退院して大丈夫になりました!!ただし、数日後に値をはかって経過観察です。
【ビリルビン値〔mg/dl〕の変化】
生後3日目 15.05
生後4日目 20.45 一泊追加になり光線治療開始
生後5日目 14.35 光線治療終了してさらに一泊
生後6日目 15.30 数値がそこまで上がらなかったので無事退院
生後9日目 16.70
生後12日目 17.40 このまま増え続けたらまた治療…
生後16日目 17.90
生後22日目 16.80 数値が下がってきた!
生後30日目 12.10 通院終了
数値の変化はこんな感じ。結果としては一カ月通院しました。
途中どんどん数値が上昇していくし、身体の黄色さも消えないしで不安でしたが、何とか数値が下がって一安心。
通院終了後は黄色っぽさが増して来たら診察してねと言われました。(うんちが白っぽくなってくると別の病気の可能性があるので診察が必要!)
数値測らなくて本当に大丈夫?と少し不安でしたが、黄色さがだんだんと消えていってようやく安心できました。
こんな感じで一カ月の通院は大変でしたが、今のところ問題なく元気に成長中です。
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